節約ライダーのブログ(F650GS)

子持ち貧乏サラリーマンが(カミさんに怒られないぎりぎりで)人生を最大限に楽しんでます

北海道北海道ツーリング 六日目

朝ごはん
簡単にコーヒーとヨモギ饅頭。
ふだんから朝ごはんはコーヒーと少量の甘味を基本としており、今回の旅ではなるべくご当地スイーツを食べるようにしていました。この日以外にもハスカップジャムが入ったもりもとの 「雪鶴 ハスカップ」をいただいたり、なかなか豪華な朝食をいただいておりました。


ちなみに下のハスカップジュエリーも大好きです。

morimoto ハスカップジュエリー (6個入)
morimoto ハスカップジュエリー (6個入)
株式会社もりもと
食品&飲料



昨日はなんだかんだで5時間ほどバイクを楽しみましたが、初日の徹夜と昨日の雨とキャンプで少々お疲れのようで、テントでダラダラ過ごします。


これではイカン!と思い、周辺を散策。
屈斜路湖の喉チンコの付け根部分でキャンプをしていたので、喉チンコ一周をしに出掛けます。

ムチャ奇麗で、何より波が穏やか。

途中で鹿に出会いました。

噴煙が噴き出ている場所があります。ガイドさんらしき人と一緒に観光客?のかたが近くで見学しています。が、ここで出会ったのは先ほどの鹿数匹とこの二人だけでしたね。


散策路の脇の一部が地熱でほんのり暖かくなっていてここだけ生態系が変わっています。

キャンプ場から歩いて行けるもう一つの温泉。
和琴共同浴場。せっかくなので入っていきます。一応小さいタオルは持ってきました。

入り口はこんなにわかりにくいところ。

脱衣所はこんな感じ。
建物は立派で割と広々していますが脱衣所も湯船も一つしかないので混浴です。

下にすのこが沈んでいます。すのこは湯船の1/4くらいしかなくて、それ以外は真っ黒な土と岩になっています(岩はすのこの重石かな?)。


かき混ぜると完全に泥水になります。土の中には気泡がたくさん。


外の景色はなかなかのものですが、残念ながら湯船につかっているときは景色が見えません。


湯かげんはちょっと熱めですが、いいお湯でした。

温泉なのに交流ノートが置いていたりしました(笑)。みんなに愛されています。

風呂の外には土嚢で水位を調整しているところがあって、これで温度調整しているようです。どうすれば温度調整できるのか・・・って言うのはよくわかりませんが(笑)

和琴共同浴場はこの先の森の中です
和琴温泉露天風呂は恥ずかしくてちょっと・・・と言う方はこちらをお勧めします。


せっかくなのでバイクで出かけます。
今日はキャンプ場に連泊するので、昼ご飯と晩ご飯の買い出し、観光がてら網走に向かいます。



途中、馬が歩道を歩いています。

途中、メルヘンの丘女満別で休憩

シジミラーメン

濃厚なシジミのだしですがすっきりしたスープ。
ホントは背油たっぷり濃厚ラーメンの気分ではありましたが、これはこれで美味しかったです。


入り口にあったポスター

たぶん、このあたりには映画館がないのでたまにこういう映画を町内の文化会館みたいなところで上映するのでしょう。しかし、めったに見れない大型スクリーンの映画として、このタイトルのチョイスは・・・


主演の熊谷真実が数日前にあった友人の嫁さんに似ている。と言う話をその友人にしたのですが「熊谷真実が分からん」と言われたので、この画像をラインで送ってやりました(笑)


特に急ぎの旅ではないので、途中網走川の川岸に降りれるところがあったので降りてみました。が、意外とふかふかの砂で、危うく埋まるところでした(汗)
バイクを押しながらスロットルの微調整しながら文字通り汗をかきかき脱出成功!!
知らない土地は要注意です。



一応、今日の目的地。オホーツクシマリス公園!
わざわざ1時間かけて来るほど行きたかったわけではないですが、せっかくなので・・・


駐車場には2台ほど車があります。


中はこんな感じ。ぱっと見何もいません。

静かにベンチに座っていると、どこからかリスが近寄ってきて餌をほおばりに来ます。
ちなみに、ここまで近づいて来るのに10分くらいかかりました(笑)
勝手な想像で、エゾリスがいるのかと思っていましたが、ここにいるのはシマリスですね。北海道に生息するエゾリスは尻尾がフワフワでシマリスよりも見栄えしますが、天然記念物なんで簡単には飼えないのでしょう。ちなみに親戚の家の庭にはエゾリスの巣があり、飼っている鶏のエサのおこぼれを盗みにちょろちょろ走り回っているのを見たことがあります。


この日は結構暑い!全身汗だくなのにロングブーツ!!で、かわいいリスが出てくるのを一人ひたすら待つおっさん!!

で、やっと撮れた一枚!


2枚!




3枚




そして4枚!!(笑)


網走を満喫したので帰ります。
網走監獄は10年くらい前にカミさんと来たので素通りです。
網走監獄、囚人の方の辛い日々を想像して、カミさんと二人重たい気持ちで後にしたのを思い出します・・・

マイホームである屈斜路湖



帰る前に、思い出の場所に寄ります。
屈斜路湖のキャンプ場から20Kmほどの川湯と言うところにあるホテル。
かつて営業で回っていた客先さんなのですが

残念ながら廃墟となっていました。


かつては栄えた川湯温泉ですが、当時あったほとんどのホテルは廃業かオーナーチェンジでかつてとは雰囲気が変わってしまっていました。てか、たいした覚えてもいないんですが、こんなに寂れてはいなかった・・・


温泉が川に流れこんでいるのでしょう。川底はコケがびっしり生えています。それだけ湯量の多い温泉地なのですが・・・


この後キャンプ場に戻り、温泉に入って就寝。
結局この地では有料の温泉を利用しませんでした。3日間シャンプーで頭洗ってません(笑)。


6日目終了

北海道ツーリング 五日目

雨です。
天気予報では北のほうは雨が上がりそう。なので、今日は屈斜路湖畔のキャンプ場を目指します。

まっすぐ行けば2時間弱の距離。釧路湿原も見てみたい気持ちはあったんですが、この天気ではたいしたものは見れない。てか、雨の中では気が晴れないので、とっととキャンプ場に行って温泉でも入ろう!ってことでまっすぐ屈斜路湖を目指すことにします。


とは言え

釧路湿原展望台
休憩にはまだ早いんですが、展望台のようなところがあったんで一応寄ります。
展望するのはこちら側でないことは分かっているんですが、そちらはキリで何にも見えません(笑)。


とりあえず限定らしいのでコーヒー買います。滞在10分で出発。


晴れてきました



10時に本日の宿泊地到着!
屈斜路湖畔にある和琴半島湖畔キャンプ場

最高の天気です!


一泊¥500。二泊する予定なのですが、一応一泊ずつ支払と言う話をしてチェックイン完了。
テント設営して周辺を散策。情報通り温泉あります。が、真昼間からここで裸になる勇気は出ません・・・奥がキャンプ場です。



実は屈斜路湖周辺は温泉の宝庫。この近くにも砂を掘れば温泉が湧き出るところがあるくらいです。
掘らなくてもいい無料露天風呂?も湖畔に点在しており第二候補へ向かいます。


キャンプ場から6Kmのコタン温泉露天風呂到着。ここも無料です。

林の奥にその温泉は佇んでます。



ここは一応男女別の更衣室と湯船に区切りがありますが、それだけ。基本混浴と同じです(笑)。


御覧の通り先客はいません。一応どなたかが入浴した形跡が濡れた石畳にありますが、ちょっと時間たっているかな?女性は言わずもがな・・・


バイクのプロテクターをフルで装着しているので着替えにちょっと時間を要しますが、ササっと脱いで入浴です!
お湯はちょうどいい感じ。落ち葉とかコケが若干気になりますが、きちんと管理されている様子で見晴らしもよく気持ちいいです。湖畔なのでシャンプーは使用できません。洗髪は有料の温泉を利用することになりそうです。


と、良い感じで温まったところで出ることに。遠くに大きめのバックパックを背負った若い女性が一人歩いています。こちらに向かっているようで、物珍しいこの温泉を見学に来たのかな?と思い、お粗末なモノをそそくさと仕舞っていると、案の定温泉の入り口に入ってきます。顔立ちから白人系の若い女性でした。私はズボンとシャツをすでに着終えたのでのんびり涼みがてら岩の上でダラダラしていたところ、その女性はきょろきょろ辺りを見回し、リュックを下ろし、そしてジャケットを脱ぎだしました。
「まじかっ!!」淡い期待を抱いていた私の気持ちは急に現実に戻され、これはまずい!この場を立ち去らねば!慌てて残りの服を着てその場を去るおじさんは、もう少し湯船でゆっくりしてたら、あの女性はどうしていたのかな?と妄想をしつつ、吹き出る汗を塗れて手拭いで拭いながらバイクに戻るのでした。




晩の食材買いに北に42Kmの美幌に向かいます。ちなみに到着予定時間42分です(笑)。

画面ゆがんでますがお気になさらず。



道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠で名物?
コロッケ買います。峠の景色見ながら食べようと外出ますが、キリと風で景色が寒々しいです。コロッケ美味しかった。




帰ってきました。



17:00

今日は焼肉。薪はいつもの家の剪定枝。これが荷物のかなりの部分を食っていた。

昼間は入れなかった温泉にチャレンジします。

ヘッドライトを傍らに置き、近くの木を照らして間接照明にします。暗すぎでちょっと怖い・・・。
地形的に熊は大丈夫だよな?と自分に言い聞かせます。


10時就寝
5日目終了

北海道ツーリング 四日目

今日は富良野から釧路に向かいます。天気予報がいまいちだったので、キャンプは明日以降で本日は民宿兼ライハの「銀鱗荘」。
すっきりしない天気ですが雨が降らなければ良し。としよう。贅沢は言っていられません。

鉄チャンの気は全くないのですが、停車中で暇だったので…
この路線もいつまであるだろうか…

三国峠


本日の予定は釧路を目指しますが、その途中にある行ってみたい場所2か所に寄る予定。


1か所目はここ

足寄です。
何故足寄に来たかと言うと

この人の故郷だから。
このようなパネルの置かれたコーナーが設けられています。
そして、屋外には時報の代わりに大音量で松山さんの曲が流れます。その曲を目当てで…か、どうかは判りませんが、時報が終わると一斉に出発する人が増えます(笑)


私はもう少しゆっくりしていきます。3時間ほど走ったので休憩が必要。と言うか、出来たら昼寝したい気分ではあります。

施設内の売店で。濃厚でいてサッパリ。なかなかおいしゅうございました。


出発です。
が、ここで事件が!

やっちまいました。でも、これ保護フィルムですがね。が、ちょっと凹みます(心が…)。
画面側から落とし、路上の小石にぶつかりました。構造的にそうでもないと壊れないスマホですから。
このスマホ、防水と耐衝撃の機能がついててこのサイズは今探してもなかなかないんです。世の中のスマホはどんどん大きく重くなってますから。ちなみにグレーのカバーは自作のスマホホルダーです。このスマホの背面端子を利用した充電機能もあります。
このスマホは3か月前に買いなおした全く同じ機種の中古。これの前に使っていたものは、風呂場において次の日もう一回着ようと思っていたジーンズが、いつの間にかカミさんに洗濯されてて水没しました(泣)。
ところが、さすが日本製防水!。洗濯後速攻バッテリーを抜き若干入り込んだ水分を乾燥させるべく数日間放置したのち、電源入れるとなんと復活したのです!ただ、スマホとしての機能は復活したものの、画面の一部が強く押されたのか、液晶が滲んでどうにも使いにくい。新しいものを探してみましたが、気に入るものが見つからず、買いなおしました。


ただ、心を落ち着かせるために言わせてもらえば、今回割れたフィルム。ブルーライトカット機能が付いているのですが、直射日光の中では青く光ってしまい、すっごく見難かったんで外そうかどうか迷っていたんです。


でも、外してから同じように落としたら今度は本体の画面が…
と思うと・・・とりあえず割れたままで出発(笑)



行きたいところ1-2
松山さん繋がりの、毛ひとつの聖地?ワザとではありません!変換ミスです(本当にこう出ました)。
もう一つの聖地。松山千春生家です。
家の前にこうも高々に肖像画(ビフォアーアフター)が飾られているし、ネットのいろいろなところでアップされているので、民家ではありますが撮影させていただこう。と、思って準備していたら、なんと玄関からご婦人が出てくるではありませんか!
さすがに家主の方がいらっしゃる前での無断撮影はまずい!と思い、「写真撮らせていただいてよろしいでしょうか?」と聞きます。まさか家の方にお会いできるとは・・・と、若干興奮しましたが、どうやらこの方はご近所の方で回覧板を届けてきたところとのこと。家の方ではないもののご近所の方も慣れていらっしゃるようで「どうぞどうぞ」と言ってくださいました。「写真に一緒に入っていただけませんか?」と聞いてみましたが、やんわり断られました。松山さんのことちょっとだけお話させていただきました。




で、2か所目の目的地がここ。

墓地です(笑)。いやいや、大事ですよ~。ご先祖供養。


ちなみに、前回来たのは20年前。しかしその時は願いかなわず・・・


墓参りの為に来たんですが、親戚の家に寄ったら墓参り忘れて帰っちゃったんですね~。通り過ぎて1時間くらい車を走らせてから気が付いたんで「もういっか・・・」ってんで帰りました(笑)。なのでここに来るのは25年ぶりくらい?しかも墓地まで自分で運転してきたのは初めてなんで場所がいまいちわからず、辺り一帯を走りまくりました。なんて言ったって、町営墓地なのにGoogleMapに載っていない。まさか載っていないとは思っていなかったんで、下調べもしていませんでした。きちんと整備されてるし田舎の割に結構な墓石数あるんですよ。結局15Kmくらい離れた郵便局で聞きました。なぜなら店もなければ通行人もいないこの地域。間違えなく人のいる場所とわかる所がその郵便局でした。実際、民家以外はそこが最寄りで道を聞ける場所だったので、私の読みは当たっていたのでした。
ちなみにこの墓地、ボランティアが育てる花壇があって看板に「ご自由にお使いください」とあり、墓前に供える花をここで調達できます(笑)。


ご先祖供養も心置きなく終え釧路へ向かいます。天気はぐづついていますが、雨は何とか降らずにたどり着きました。
釧路の民宿兼ライハ「銀鱗荘」。

到着して間もなくして雨が振り出しました。ギリセーフです。
裏の空き地みたいなところにバイクを停めます。キャンプではないので最低限の荷物を持ちパニアその他の装備はバイクに装着したまま。タナックスのツーリングバックは古くて防水性が全くないので、百均で買った「ミニバイク用カバー」を切り裂いたものをバイクに掛けてベルトで固定しておきます。


ここは、民宿としても営業しているので個室も選べますが、値段が安くライダーも多い大部屋に泊まります。大部屋と言っても7畳くらいと5畳くらいの2部屋をドミトリーとして使用し、それ以外は個室です。お世辞にも奇麗とは言えない建物と部屋ですが、ここの売りは夕食!!


夕食

カニは一人いっぱい。このほかにごはんと汁物あともう一品くらいあって、一泊夕食付¥3800


ちなみに飲料は持ち込み自由。と、言うか主に「酒は買ってきてね」って言われます(笑)。
どこまで商売ッ気がないんでしょう(笑)。
ちなみに主に「夕食の内容はおっきな声で言わないで」って、念を押されます。
時期とか価格によって出せるものが変わるので、期待されすぎても困るのでしょう。あくまでもこの日は・・・と言うことでご了承ください。ここ何年かでカニの価格が高騰していますし、いつまでこの価格、このクオリティーを維持できるかですね・・・(ちなみに最近価格改定があったようです)。


この日はライダー6名くらいの宿泊。全員ドミトリーです。


夜10時ころ就寝


4日目終了